2010-11-23 Tue 10:19 |
ある日、不思議な夢を見ました。
そして愛についての深い意味を教えてくれたようです。 私は戦火の中で逃げながらある少女を守り助けることを託される。 その少女はある動物の命を頂かなくては生きてはいけない。 それもあとわずかな時間で・・・。 漸く見つけ出した動物は物凄く可愛くてその命を奪うことなど到底できない。 でも少女の命は燃え尽きてしまう・・・。 私は途方に暮れ、二つの大切な命の前で立ち尽くしていた。 そのそばには泉があり、ある貴婦人が囚われて泉の真ん中に半分沈んでいた。 その時、泉の貴婦人は囚われていたことが嘘のように泉を抜け出し・・・。 でもそこをようやく抜け出しそしてやはりその動物の命が必要だった。 命を守るためにも・・・。 泉の貴婦人は一瞬の躊躇もなく動物をサクサク切ったようでその命をで頂くと 何事もなかったようにあるべき場所へと帰ったようです。 どうして、ためらわずにそれができたのか私は不思議でたまらなかった。 でも、どうしたことか、その動物は死んではいなかった。 表面だけを与えて、その本体は生きていた。勿論元気で、愛くるしく・・・。 なぜ、そんなことが可能になったか私は考え続けた。 私が目の前の命で途方にくれたのは表面的な優しさからで弱さからくるもの。 泉の貴婦人が指示したものは命そのものに対する畏敬の念が溢れ、心の底から愛し感謝する気持ちがあるからこそ、その動物は進んで命を投げ出すことができた。 だからこそ、その命は死んではいなかった。 全てに対する畏敬の念、だからこそ。本当の愛がそこにあるからこそ強いのだと。 それは、その動物が決めてきた使命であり命をささげることにより本質が輝き使命を全うできた喜びから 輝きを増したのだと・・・。 それは、数の論理では無く(功利主義ではなく)尊厳を認めた(カント)の思想に近いと想う・・・。 一瞬の躊躇もなくそれができたのは、もしほんの少しでも躊躇することがあったのならば、 それは数の原理からくる自己都合の功利主義によるものとなってしまうからである。 ハーバード白熱教室@東京大学の授業に 功利主義者と人間の尊厳を認めた(カント)そして美徳主義とでもいうのでしょうか(アリストテレス) この三つの考え方がさまざまな問題に対する人の答えのもととなるようだと・ ある問題!! イギリスで起きた実際の海難事故話。 4人の乗組員が海難事故に遭い、ボートで漂流する。 食料はすぐ底をつき救助も全く現れることが無かった。 ある一人の少年が海水を飲みひどく弱ってしまっていた。 その少年は家族もなく天涯孤独である。 それ以外の3人は家族もいて死んだら悲しむ人がいる、生き続けなければならない理由があると・・・。 3人は話し合い少年を殺しその命をほおばった・・・。 これは極限状態場合であるが、3人の命を守るためなら一人が犠牲になってもよいのか? それについての論議であった・・・。 この答えは私の夢の中にある・・・。 功利主義でもなく。美徳主義でもなく、真の愛とは何かを教えてくれた・・・。 泉の貴婦人は強さを確かめるケルト神話の中の女神である・・・。 真の強さが無いとなにものをも救えないのだということを身をもって指示してくれたのだ・・・。 この夢を見て、サンデル教授の授業も見て夢の答えが漸く分った気がしています。 その女神は私の大好きな人でした・・・。 ありがとう!! ![]() 癒しのサロンMamiy ご予約へ 当日のご予約はお電話で ツイッター スポンサーサイト
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